試験・分析・測定業務

現位置試験

現場CBR試験

現場CBR試験

路床や路盤の支持力の大きさを表す指標としてCBRがあります。
一般にCBR試験といえば室内CBR試験を指すことが多く、現場で行う試験のことを現場CBR試験と呼んで区別しています。設計値を求めるためには一般に室内CBR試験が利用されており、現場CBR試験は主として品質および施工管理に利用されています。
現場の条件が、実際に土を乱すことなく施工ができて、かつ土を乱すことによって強度が極端に低下することが予測される際は、室内CBR試験を行うよりも、現場CBR試験を採用することが適切と思われます。

 

試験方法・及び計算

現場において代表的試験個所を選定し、地盤面を水平に均します。
トラックやバックホウを反力として用い、ジャッキにてピストンを一定の速度で貫入します。

 

結果の利用

設計CBRは、建設時の締固め条件と供用中の含水比の変化を反映させる必要があるので、一般には乱された試料による室内でのCBR試験が適用されています。

 

出典:公益社団法人地盤工学会 地盤材料試験の方法と解説 724〜726頁

 

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